大人向けプログラミングとは
世の中にはプログラミング=Scratchだと思っている人が多すぎる!
Scratchはあくまで子供のプログラミング教育のために作られたものであり、別にScratchを使って物流システムを構築したりスーパーコンピューター富岳を動かしたりはしないわけです。
ということで、大人のプログラミング(こっちこそがプログラミングなので「大人の」と付けること自体おかしいのですが)を子供に教えてみました。
プログラミングの前にhtmlで練習
まず前回はプログラミング学習の前哨戦として、htmlを教えてみました。htmlはウェブサイトだのブログだのホームページだのを作るのに使うやつです。

▲僕が極限で実際に書いたhtmlの例
子供がキーボードをぺちぺちやると書いた通りに文字が動くので直感的に成功したかどうかが分かりやすいです。

プログラミング言語はC++を使用
そして今回、プログラミングを少し教えました。言語はC++。僕はC++は全く知らないのですが(他の言語もよく知らんけど)、最近の流行はC++かPythonあたりが頭1つ抜けているようなので、解説を見ながら少し教えてみました。
作ったのは、例えば「151分」と入力すると「2時間31分」と換算してくれるような感じのプログラム。
60で割った商とあまりがそれぞれ時間と分に対応するだけの話なので、裏で行われている計算自体は単純なのですが、こんなものでも子供は面白いようです。完成したら、そのプログラムを勝手に一部改変したりして遊んでました。
子供がやりたそうなら、これからも暇な時を見つけて少しずつやりたいと思います。
Scratchの有用性とプログラミング教育の問題点
世の中にはC++やPythonの他にも100以上のプログラミング言語がある(親御さん世代はBASICが主流だったかも)と思いますが、基本的な部分は大体共通しています。多分、英語とドイツ語とフランス語の違いくらいの感じ(たまに日本語みたいなめっちゃ違う言語もある)。だからScratchはどのプログラミング言語を理解する助けにもなります。
ただ、プログラミングの世界では、子供向けのScratchと大人向けのプログラミングの教育の”接続”が上手く行っていないという問題が発生しているようです。どこの世界でも似たような事案はあるものですね。
個人的には、数学と英語に抵抗がない子なら、いつまでもScratchというお砂場で遊ぶより、C++かPythonという工事現場に出て経験を積んでもいいんじゃないかなあと思ったりします。
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