【2026年版】ジュニア算数オリンピック歴代平均点とトライアル通過点(ファイナル進出点)まとめ

【データ分析】ジュニア算数オリンピック・トライアルの難易度傾向

過去20年以上のデータを振り返ると、ジュニア算数オリンピックのトライアル(予選)には明確な特徴と傾向が見えてきます。

平均点は年によって「30点台〜50点台」と激しく乱高下する

ジュニア算数オリンピックの難易度は、年によってかなり波があります。例えば、2024年の平均点は「35.9点」と非常に難化したのに対し、翌年2025年の平均点は「51.5点」と一気に易化しています。過去には2016年のように平均点が「22点」まで落ち込んだ年もあり、年によって平均点のばらつきが大きいのがジュニア算オリの特徴です。

そのため、試験が終わった直後に「思ったより点数が取れなかった…」と落ち込む必要はまったくありません。大事なのは点数そのものではなく、次に解説する「ボーダーライン(上位20%)」に入れているかどうかです。

ファイナル進出(予選通過)の安全圏は「65点〜70点」

決勝であるファイナルに進めるのは、例年「成績上位の約20%(5人に1人)」です。このファイナル進出のボーダー点数を分析すると、以下のような目安が見えてきます。

  • 難化の年(平均30点台):ボーダーは50点台〜60点前後
  • 標準・易化の年(平均45点以上):ボーダーは65点〜70点(2025年のように77点まで跳ね上がることも)

平均点は30点台〜50点台と年によってブレが大きいですが、ファイナル進出のボーダーもそれによって大きく左右されます。平均22点の年のボーダーは40点でしたし、平均51.5点の年のボーダーは77点でした。

最近はほぼ50~70点の間がボーダーになっています。

これらを総合すると、計算ミス等を考慮した上で「どんな難易度の年でも70点」をコンスタントに取れる実力があれば、かなり高い確率で予選を突破(ファイナル進出)できる安全圏と言えます。

(2025年は問題が歴代で最も易しい年で、ボーダーも77点と跳ね上がりました)

ジュニア算数オリンピックトライアル平均点・ファイナル進出点

2025年(最新回)のデータを反映済みです。2026年のトライアルに挑戦する方の参考になれば幸いです!
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ジュニア算数オリンピックは毎年6月にトライアル大会(予選)が開催され、最近は成績上位20%程度が7月のファイナル大会(決勝)に参加できます。

ジュニア算数オリンピックのトライアル平均点と、ファイナル進出のボーダー点数、決勝進出率は下表の通りです。

平均 ボーダー 決勝率
2025年(第29回) 51.5 77点 19.1%
2024年(第28回) 35.9 51点 18.2%
2023年(第27回) 38点 59点 18.6%
2022年(第26回) 49点 65点 18.3%
2021年(第25回) 50点 70点 27.1%
2020年(第24回) 52点 (中止)
2019年(第23回) 47点 66点 16.2%
2018年(第22回) 45点 67点 18.0%
2017年(第21回) 33点 51点 20.0%
2016年(第20回) 22点 40点 15.5%
2015年(第19回) 31点 49点 17.7%
2014年(第18回) 32点 45点 16.1%
2013年(第17回) 42点 60点 17.1%
2012年(第16回) 47点 64点 15.3%
2011年(第15回) 45点 60点 19.7%
2010年(第14回) 47点 70点 13.6%
2009年(第13回) 35点 54点 13.5%
2008年(第12回) 35点 61点 9.7%
2007年(第11回) 37点 62点 11.4%
2006年(第10回) 35点 54点 12.3%
2005年(第9回) 37点 9.7%
2004年(第8回) 40点 13.8%

※2020年ファイナルはコロナで中止。

ファイナル(決勝戦)のメダルと平均点

ジュニア算数オリンピックでは1位に金メダル、2位に銀メダル、3位に銅メダルが授与されます。

年ごとのファイナルの平均点と受賞者の点数は下表の通りです。

決勝平均 金メダル 入賞
2025年(第29回) 44.6 100 87 86 79
2024年(第28回) 29.4 76 69 66 59
2023年(第27回) 48.4 100 97 96 93
2022年(第26回) 37 100 89 88 75
2021年(第25回) 44 93 90 86 86
2020年(第24回) (77) (60)
2019年(第23回) 44 100 90 88 86
2018年(第22回) 43 87 86 80 68
2017年(第21回) 28 63 62 61 50
2016年(第20回) 25 93 89 62 51
2015年(第19回) 26 92 75 74 61
2014年(第18回) 18 64 55 51 48
2013年(第17回) 49 91 88 85 82
2012年(第16回) 27 78 73 71 58
2011年(第15回) 38 77 76 74 63
2010年(第14回) 45 85 83 79 72
2009年(第13回) 36 69 61 60 58
2008年(第12回) 12 51 40 39 30
2007年(第11回) 26 72 67 62 56
2006年(第10回) 24 68 63 60 52
2005年(第9回) 23 82 66 62 53
2004年(第8回) 46 100 90 88 76

我が家で実践!ジュニア算数オリンピック・トライアル突破のための3つの対策

算数オリンピックならではの「ひらめき問題」や「思考力問題」を攻略し、限られた時間でボーダーラインを超えるための具体的な対策法をまとめました。

対策1:過去問は「答えを覚える」のではなく「アプローチ」を学ぶ

最も効果的な対策は、やはり過去問題集に取り組むことです。しかし、一般的な中学受験の算数とは異なり、解き方のパターンを暗記するだけでは歯が立ちません。過去問を解く際は、以下のステップを意識しましょう。

  1. 最低でも20〜30分は自力で粘って条件を整理する(手を動かして図や表を書いてみる)
  2. 解説を読むときは、数式だけでなく「なぜその補助線を引こうと考えたのか」「なぜその規則性に気づけたのか」という発想のプロセスを読み解く

対策2:「確実に点数が取れる問題」を絶対に落とさない

トライアルの問題は1問ごとに難度が大きく異なり、中には大人でも頭を抱えるような難問が登場します。中には比較的アプローチしやすい「パズル的な問題」や「丁寧にしらべれば解ける規則性の問題」も配置されています。

制限時間(90分)の中で合格点を取るためには、「解ける問題を確実に正解し、ドツボにハマりそうな難問は後回しにする」というタイムマネジメント(見極め)の練習が不可欠です。過去問をタイマーで計って解く際に、この感覚を養いましょう。

対策3:キッズBEE(小3以下)の過去問からステップアップする

ジュニア算数オリンピック(小5以下対象)の問題が難しすぎて手が出ない、あるいは小4になりたてで基礎体力をつけたいという場合は、1つ下の部門である「キッズBEE」の過去問に挑戦するのもおすすめです。

問題の毛色は同じですが、ジュニア算数オリンピックに比べて設定がシンプルであるため、「算数オリンピック的思考力」の土台を作るのに最適な難易度となっています。

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コメント

  1. 算数オリンピック版も見せてください!

    • 子供がまだ受けないので、調べていないです…!