「必ず解きたい算数の100問 中学への算数」はどんな人におすすめ?内容と難度をレビュー!

中学受験問題集レビュー「必ず解きたい算数の100問 中学への算数」

月刊誌「中学への算数」でおなじみ東京出版から出た

「必ず解きたい算数の100問 中学への算数」

本日発売!

ということで、早速レビューしてみます!

「必ず解きたい算数の100問」の内容と難易度

中学受験で実際に出された大問が100問掲載。出題年度は2026年から70問、2025年から30問となっています。4つの章に分かれており、

第1章:数
第2章:平面図形
第3章:立体図形
第4章:文章題

となっています。問題数は順に30問、20問、20問、30問程度です。

難度はAからCまで3段階に分かれていますが、Bがほとんどで、AとCはあまり無いようです。全体を通してみると

  • 四谷偏差値60~65くらいの学校の本番で合否の分かれ目になる難度
  • 四谷偏差値70くらいの学校の本番でスラスラ解きたい難度

くらいに考えておくと良さそうです。四谷大塚で比較すると予習シリーズの「ステップアップ演習」や演習問題集の「実戦演習」より難しい問題がほとんどです。

「必ず解きたい算数の100問」はここがすごい!

問題がすごい

最難関校受験生向けに、ちょうどよい難問が集まっています。いわゆる「捨て問」と呼ばれる、難しすぎて本番でも解かずに捨てるべき問題は省かれているようです。

解説がすごい

大問1つが1ページになっており、上に問題、下に解説が付いています。解説部分に白紙を置いて白紙の上で解いたり、コピーを取って解説部分を切り離すなどすると解きやすそうですね。

そして解説の執筆にはサピックス、早稲アカ、浜学園、希学園、馬淵教室、市進、エクタス、啓明館が協力しています。サピ大規模校α1の先生や、NN御三家の先生、希学園の理事長なども入っていました。豪華ですね!

1問ごとに解説の最後にどこの塾の先生が解説を書いたかが記されています。

「必ず解きたい算数の100問」はこんな人におすすめ!

難問をたくさん解きたい人

本書にはちょうどよい難問が集まっています。いわゆる「捨て問」と呼ばれる難しすぎて本番でも解かずに捨てるべき問題は省かれているようです。

また、分野別になっているので、図形だけ特訓したい子などにも最適です。

本来は入試直前に解ければよいレベルの難問ですが、最難関を目指す子なら夏休みに解くのも良さそうですね。

解説を必要としている人

丁寧な解説がついているので、解けない問題についても独力で解決できます。

「必ず解きたい算数の100問」はこんな人にはおすすめでない

基本が完成していない人

本書には計算問題や一行問題は1つもなく、難関校の大問が100問載っています。すべての算数分野の基本を終えてから挑みましょう。

特定の分野だけやりたい人

本書では2章と3章は図形が集まっていますが、それ以外の部分は雑多な構成になっており、ある特定の分野を集中的に学ぶ感じではありません。

算数オリンピックを頑張りたい人

本書は中学受験に特化しているので、算オリとは問題の傾向が全く異なります。

ズルして答えを見ちゃう人

問題のすぐ下に解説があるので、親の目を盗んでこっそり答えを

もっとも、算数が好きな子はあんまりそういうことはしないと思いますけどね。

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