四谷大塚の学校別対策コースについて
SAPIXのSS(サンデーサピックス)や早稲アカのNN(何が何でも)は有名ですが、四谷大塚に関する情報が少なかったので、調べて分かったことをまとめました。
四谷大塚の日曜授業
四谷大塚では、6年生の後期(9月から)の日曜日に、3つのコースから1つを選択します。
1.学校別対策コース
→学校別対策テキストで徹底対策
※一部コースでは日曜だけでなく他の授業や週テストも学校別になる
※コース自体は8月の夏期講習後半(8月16日)から開始らしい
2.過去問演習コース
→過去問10年分以上の演習&解説授業
3.入試実戦コース
→オーソドックスな入試問題演習で実戦力養成
1.学校別対策コース
下記の通り、最難関校17校分のコースが用意されています。これらのコースに通う場合、毎週日曜は普段と違う校舎に通うことになります。
・2024年は浅野・雙葉・豊島岡コースがなくなり、慶應が普通部・藤沢と中等部で分かれました
・開成、麻布、駒東、桜蔭、女子学院のコースは、平日の授業や週テストも学校別コースで受講になります。
四谷大塚の学校別対策コースの受講資格
学校別対策コースの受講資格は、開成・桜蔭とそれ以外で異なります。
- 開成・桜蔭…4月29日の「開成・桜蔭本番レベルテスト」で合格
- 開成桜蔭以外…5月の「学校別対策コース選抜テスト」で合格
なお学校別対策コースは、7月の第2回合不合判定テストで合格可能性50%以上の偏差値を取ると、空きがあるコースでは追加合格があるそうです。
公式サイトはコチラ
2.過去問演習コース
「学校別過去問対策演習コース」と表記されることもあるようです。
下記35校分のコースが特定の校舎で開催。開催校舎はその学校の近くが多く、例えば吉祥女子は吉祥寺校舎、巣鴨は巣鴨校舎など。
外部生が受けられるかどうかは、校舎ごと・年度ごとにより異なるようです。
おおよそ四谷偏差値55くらいまでの学校が網羅されているようです。(学校名は適宜省略)
巣鴨、本郷、早大学院、芝、桐朋、攻玉社、サレジオ、都市大附属、逗子開成、明大中野、城北、浅野
【女子校】
洗足、吉祥、鷗友、横浜共立、学習院女子、立教女子、東洋英和、頌栄、大妻、香蘭、雙葉
【共学】
筑附、広尾、明大明治、明大八王子、東京農大、青山、中央横浜、中央附属、法政第二、横浜英和、市川、栄東、開智、東邦大東邦、昭和秀英、芝浦工大
※2024年は城北、香蘭、芝浦工大が過去問演習コースに追加。また、学校別対策コースから消えた浅野と雙葉が過去問演習コースに移動。青山学院横浜英和が消滅。
公式サイトはこちら
3.入試実戦コース
上記のどれにも通っていない内部生は入試実戦コースに入り、日曜日も普段と同じ教室に通うようです。
中堅校狙いの子は全部ここになると思われます。
また、今回は割愛しましたが、公立中高一貫校の対策コースというのも6校分あるようです。
全部合わせると、学校別対策19校+筑駒+過去問演習35校+公立6校=61校分の対策講座があるようです。
参考:6年前期の開成コース・桜蔭コース
6年生は前期(2月~7月)にも開成コース・桜蔭コースがあります。2月1日の「開成・桜蔭同日模試」で一定の成績を取ると受講資格がもらえます。
但しこちらは開成や桜蔭という1校の対策に特化したものではなく、御三家など上位校を目指す子を集めてハイレベルな授業を行う、という趣旨のものだそうです。
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