2010年11月5日 引越しの見積り

そろそろ引越も近いので、見積りをお願いしてみました。

エイブルに頼んでみたら、わざわざ家まで見積りには来ず、荷物の大きさに応じて定価でやりますよとのこと。「1トン」が3万円、「2トン」が4万円、但し休日の朝一だとさらに+1万円とのこと。なるほど安い。おそらくうちは1トンだと微妙、2トンなら乗り切る模様。

しかし見積りは複数社で取った方がいいという風にどこかで聞いていたので、もう1つダック引越しセンターにも聞いてみました。そうしたら、うちまで見積りに来てくれることに。

まず向こうの人が、うちの中を見て、運ぶものをリストアップ。
その後、1つ1つ足し算していくのですが、そこで早々と、エイブルにも見積りを頼んだことを宣言しておきました。すると向こうが足し算を終えた時に、エイブルの見積り額を聞いてきたので、上記の通りの金額を公表。
果たしてダックの見積りの結果は81000円でしたが、全部運びきって、休日の朝一という条件で45000円ではどうですかとのこと。
そんな下がるのか…。そして値引きの決断までが早い。すげえな。

ということでダックに決まりました。

先日ヤマダ電機は他社の値段を提示しないと安くならず気に入らないという話をしたばっかりですが、一方でダック引越センターはすげえとなるわけです。この微妙だけど大きな違いは、日本語で説明するのはなかなか難しい。


それと笑ったこと。
賃貸やさんのホームページを見てみたら、
今まだ住んでる家がもう売りに出されてるwwwww
仕事早いな…。


2010年11月4日 婚活-16

さてそういうわけで、まずはとにかくDさんとの話を進めないと何も始まらない。
かなり無理して時間を作り、Dさんと2回目に会った。
ちなみにこの間もメールや電話は毎日続けており、1回目に会って以降はもう敬語も使っていない。会うのは2回目だが、だいぶ前から知っているような、不思議な感覚だった。

今回は僕がDさんの家の近くまで行った。
Dさんは折角来てくれたからと観光地をいろいろ案内しようとしてくれるのだが、
今回は話をしに来たわけなので、観光もほどほどに色々と話をした。
すぐに単なる雑談に流れてしまうので、何度も話の軌道修正が必要だった。

ただ今回は雑談もできたことで、Dさんの内面も大分見えてきた。
物事に対して常にそれを攻略するという姿勢を持っていることを強く感じた。
雑談は経済関係を中心にニュースのトピックが多く、仕事柄か地方新聞の小さい記事までよく読みこんでいる。
好きな芸能人はモリタクだと言っていた。森永卓郎のことらしい。
ネット関係のことにも理解があり、極限の話もしてみたがすんなり理解してもらった。
趣味や考え方がバッチリ一致できそうだという確認ができたと思う。

他にも書ききれないほどたくさんのことを話したが、それは割愛する。
次はまたDさんがウチの方まで来るということになり、別れた。

実はここまで触れてこなかったが、僕には結婚の上で重要な項目がある。
それは、相手が僕という人間を常に理解しようとしてくれるかどうかだ。
僕はあまり自分で自分のことを話したがらない。いつも聞き手に回ってしまう。実際、聞くのは上手だが話すのは苦手だと思っている。
女性というのは基本的に自分のことを聞いてほしいものらしく、そのため相手は自身のことは話すが、僕の事はあまり聞かれない、というパターンになりやすい。そうすると、僕は何でこの人と付き合ってるんだろうなあと思ってしまうわけである。

しかしDさんは距離の取り方がとても上手い。常に興味を持っていろんな事を聞いてきてくれるし、僕の考えていることが分からない場合も、イライラせず穏やかに聞いてくれる。
無理に気遣っているのではなく、自然にそれができる人なのだ。そして、理解力がとても高い。
これこそが、僕がDさんを好きな一番の理由だ。

僕はこういう人を探していた!

…とは言うものの、だ。

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2010年11月3日 婚活-15

これまでYahoo!縁結びを通じて5人の人に会った。
会ったのはわずかに5人だが、単なる5人ではない。
電話したのは8人、文字で話したのは20人、検索元は1000人以上という中から絞った5人である。
またそれとは別に、割愛したが、お見合いパーティー等などでも多くの人と接している。
少なくとも、母集団を広げてその中から探すことができたという意味で、まずはここまでの活動は成功だと思う。
もちろん、他の手段を使えば母集団はさらに広げることが可能なので、
思うような相手がいなければ、無理をせず引き続き相手を探せば良い。

とりあえず、忙しくなる前にDさんとは是非もう一度会いたいと思う。
向こうもまた会いたいと思ってくれているようだ。
但しDさんは大人気の人であり、結果がうまくいくとは限らない。
実際、向こうからのメールの頻度が徐々に減ってくるなど、不安点は大きい。
それに、Dさんのことをより深く知れば、期待していたような人ではなかったという可能性もある。
そこで、Eさん、Fさん、Bさんとも引き続きメールで交流は続ける。

それにしても、みんなメールでのアピールが凄い。
向こうも同時進行している人もいるだろうに、実にきめ細やかにメールが飛んでくる。
もしかして、これが世間でよく言われる「婚活女の恐ろしさ」というやつだろうか。

ただ、アピールポイントのほとんどは僕の欲しいものとずれている。
僕に限らず、男性の多くはそんなことを求めてないだろうなあと思えるような所を結構アピールしてくる。女性が思う「男性はこういう女性がいいに違いない」という妄想は、結構ずれてるのかもなと思った。

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2010年11月2日 近況

ここ最近
8月◎:コミケ○、ヤクルト○、広島球場◎、Web拍手◎、投資○、極限4億hit◎、
9月◎:ポケモンDB△、投資○、ツイッター△、勉強○、為替介入○、
10月◎:映画◎、ポケモンDB△、冷蔵庫◎、婚活日記◎、試験勉強△、行事◎、投資○、大きい買物◎

ポケモンDBは素晴らしいメンバーに恵まれて、攻略の助けとしては極限の中でも相当高いレベルのものができたんですが、Yahooに嫌われたというだけの理由で人が来ない。予め意識しているリスクだから今さら特に言うことはないし、僕がベストの立ち回りをしたとも思わないけど、まあ理不尽ですよね。

結局開成の同窓会に行けなかったわけですが、データでみんなの近況を軽く知れました。
統計が面白い。職業は会社員4割、医療1割、士業1割、学術1割、公務員1割、ってとこのようだ。
面白かったのは結婚率が30%程度、子持ちが15%程度と低いことか。婚活市場に出ない物件だなあ。

さて、今日豪ドルの利上げが発表されて、年利が4.5%→4.75%になりました。
先日23日に80円で6万豪ドル売ったとか書いておいてなんですが、直後28日には79円で3万豪ドル拾いなおしてました。4.75%になったことで今後は5%になる可能性も出てきたわけで、しばらく期待しておきます。
・日本株 6%
・J-REIT 9%
・海外REIT 5%
・海外債権 10%
・外貨(FX) 18%
・現金 52%


2010年11月2日 婚活-14

これまで5人の人に会った。気に入った人はDさん>Eさん≧Bさん>その他という感じか。
今後は僕の方がちょっと忙しくなるので、なかなか時間が取れないだろう。
気になる全ての人と会えたわけではないが、そろそろ絞っていかなければいけない。

そこで、まずは新規募集を停止すべく、Yahoo!縁結びから退会することにした。
退会ボタンを押して、「本当に退会しますか?」の確認ボタンそうとした時に、
メールで新規の申込のお知らせが来ていることに気づいた。
再び退会ボタンのページまで戻ってみると、確かに新規の申込が来ていた。

何というタイミング!!

相手は元々「お気に入り」に入れていた人。
基本的に運命とかいう単語には興味がないタイプだが、
さすがにこれは受けなければ、ということで、申込を受けた。

そして数日のやり取りの後、電話することになった。Fさんとしよう。
Fさんは生保で勤めている人。
典型的OLさんという感じだが、ノリが良く、元々友達だったみたいに話が弾んだ。
かなり気は合うようだ。
といっても、メールのやり取りも少なかったので、話の内容は他の人とはメールでしていたような話を電話でやったという程度。
特筆すべきトピックは特になかった。

話を終えてもう一度考えてみると、特に悪い理由もなかったのだが、良い理由も見当たらないと思った。
2時間くらいの距離があるので、なかなか簡単に会うわけにもいかない。
婚活序盤だったら気になっていたかもしれないが、今は気になる人がいる状態なので、とりあえず正直に
「今後忙しくなるのでしばらくメールできません」とメールすることにした。

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2011年11月1日 婚活-13

5人目、Eさんと会うことが決まった。
婚活の面接も5人目ともなるとさすがに慣れたものだが、
新規の申込もさすがに減ってきており、いったん今回で面接は一段落となりそうだ。

Eさんは、大きな声ではいえないが、地方局のアナウンサーさんである。
年齢はちょっと上だが明らかに美人。
Yahoo!縁結びに登録している人のレベルの高さには本当に驚く。

会う前にもずっとメールなどはしていたが、生放送が終わると「今終わりましたー」なんてメールが来る。
芸能人と付き合ってるみたいな感覚が面白かった。だが残念ながら、これは婚活である。
今回は初めて、電話を一度もせずに面接となった。
そこまで行かずにメールで相当仲良くなっていたのと、向こうが忙しかったこともある。

今回も土曜日に会った。初の土曜夜だ。
さすがに美人、そしてスタイルが良い。そして過去最高の写真詐欺度。仕事で使っている写真だったんだろうか。
軽く挨拶してから、これまでどおり1500円くらいの店へ連れて行こうとしたら、
「近くに良く行くお店があるんですよー」なんて言われて、4000円くらいの所へ誘導されてしまった。

といっても、そこからは至って普通の婚活面接だった。
むしろ向こうは初面接ということで、僕が主導権を取る形で進んでいった。
誰でも最初は緊張するというのは同じようで、色々とグダグダな発言をされていた。
「私、結婚相手は誰でもいいと思ってるんです」はフォローになってない。
多分、芸能人じゃなくて一般人でも大丈夫と言いたかったのだと思う。

ことあるごとに、有名人との番組でのエピソードとか、ウラ話系のネタで気を引いてくる。
多分こういう話はどこに行ってもウケがいいんだろう。
だが日常会話は普段からよくしていたので、今日はそういう雑談は膨らませないようにしながら、
婚活の話題を進めていった。

話を進めていくと、事前の印象の通り、普段の生活は普通のOLさんと何ら変わらないという感じを受けた。
休みの日にはよく甥っ子さんの面倒を見ている、という子供好きアピールを受けたので、
家事や料理などのアピールチャンスに繋がるよう会話を振ってみたが、そっちのアピールはなかった。
実際、普段のメールなどから察しても、家事などはあまりできなそうだった。
ただ、ちょっとやれば簡単に修得できると思っているようだった。
僕は自分でやったからこそわかるが、そう簡単なものではないと思う。

また、結婚後は今の仕事はやめるものの、芸能活動を続けたいとのことで、
専業主婦になってもらうのは難しそうだった。

話している間ずっと感じていたことだが、結婚すると僕にとってどうプラスになるのか良く分からなかった。
それと、これはEさんに限ったことではないが、
普段から向こうの話はしてくれるが、僕の仕事や諸々の事にはあまり興味がないようだ。
難しそうだから聞かなかったのかもしれないが、それだと僕の期待とはちょっと違うことになる。
ただ、社交力の高さや人間性はとても気に入った。
向こうはというと、やはり初面接で緊張していた所に親しみやすい奴が来たのを喜んでいた。
事前に電話をしなかったこともあってか、これまでの他の人と比べて少し「距離」が詰められず残った感じだが、
年齢も一番高いので、まあそういうものかもしれないなと思った。
向こうは僕の理解力とか包容力のようなものを評価してくれていたようだった。

それにしても、短い間に色々話せたと思う。さすがしゃべりのプロという感じだ。

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2010年10月31日 Yahoo!縁結びの評判

先日婚活関連の日記で紹介した婚活サイト「Yahoo!縁結び」ですが、
10月15日まで女性無料入会キャンペーンをやっていたそうです。知らなかった。
実はこれが男性にとってチャンスなんでして、
何故かというと、要するに登録者数がこうなったそうです。

2008年3月17日――♂9331名―♀5576名―合計14907名
2009年3月17日――♂7474名―♀4023名―合計11497名
2009年9月20日――♂7867名―♀3960名―合計11827名
2010年2月07日――♂7141名―♀3385名―合計10526名
2010年6月12日――♂6710名―♀3173名―合計 9883名
2010年10月20日-―♂6867名―♀4570名―合計11437名

はい、女性が一気に増えましたね。
実は重要なのはそこではなくて、昔から登録している女性より、新規の女性の方がスペックが高い可能性が高いわけです。詳しくはお察しください、と言ってもわかりにくいと思うのでより直接的な表現をしますが、新規の人が多いということは、「売れ残っている人」の割合が少ないということです。

ちなみにこれは実際に活動している人数です。
2008年の数字を見ると今は明らかに婚活ブーム・婚活バブルは去った後ですが、それでもこういうチャンスは生かすべきですよね。

ちなみに婚活サイトの大手と言うと、Yahoo!の他に例えば以下のようなものがあります。細かい仕様や機能はYahoo!とは若干違ったりします。

・マッチ・ドットコム
登録だけなら無料でできるので、会員数が多いようです。
ただ実際に使おうとすると1ヶ月3980円かかります。
とりあえず雰囲気だけでも見てみたいって人はこれでもいいのかも。僕は使ったことないです。

・ブライダルネット
ブライダルネットは10月時点で男性5500人、女性4500人程度です。こちらも月額は3990円ですが、入会金が10000円かかるのが障壁。でも値段が高いだけ参加者のレベルも若干高いという評判は多いです。


2010年10月30日 嘘みたいなビックカメラの値引き

前回(10月16日)の続き。
結局ビックカメラで冷蔵庫を買ったんですが、
89,800円のやつを見て、これくださいって言ったら、レジで79,800円と打たれてビックリ。
間違えてませんかと聞いたら、店員いわく「あ、ここまで下げれますんで」

凄い…!わざわざ交渉しなくても勝手に下げてくれた……!!

という、嘘のような実話。実話なのでこればっかりは仕方ないですね。
それにしても、こんなことがあるとは驚きですよ。今回が初めてでした。ビックカメラすげーな。

ちなみにヤマダでは同じものが、先々週の時点で9万円以上でした。確か10万円近く。
ビックの値段を言えばそこまで下げたのかどうかは知りません。「値段のことは一旦忘れていただいて」とか言ってたくらいだから、無理そうですけど。
というかビックは89,800円の時点で既に価格コムの最安値よりも安かったので、そこからさらに値引きというのは、なんか異常だったと思います。在庫がないので1ヶ月待ちですが、引越しが1ヵ月後なので全く問題ないです。

つーか、今見てもネットでは9-10万円くらいするみたいです。僕は79,800円にポイントが10%付いたから72,000円くらいでした。三菱のMRF40Rってやつです。
ちなみに、今ならエコポイント何千円だかと、リサイクルポイント何千円だかももらえるそうです。(金額覚えろよ)


ついでにテレビも見まして、これまたビックリ。
エコポイントが付くおかげで、32型が最安で32,000円程度、40型が最安で50,000円程度でした。めちゃくちゃ安い。
ちなみに37型は40型よりポイントが少ないせいか数があまり種類が無く、値段も40型と同程度でした。

テレビに関しては、実際に引っ越してみてから大きさを決めたいので、今買えば安いと分かっていながら保留することにします。

ちなみにDVDレコーダーも見てみたんですが、DVDレコーダーよりもDVD付き小型テレビの方がエコポイントが付くので安いとか、意味分からない世界になってました。


2010年10月29日 クリア後のウェイト

最近、といってもこの10年くらいで、テレビゲームの様子が変わってきたと思う。
クリア後にだらだらと時間をかけてアイテムを集めるなどのいわゆる「上方向のやりこみ」の要素が充実して、単に1回ゲームをクリアすれば終わりというものが少ない。ひどいものになるとそもそもゴールがなかったりする。
それに伴い、「ゲーム開始からクリアまで」と「クリア後」を比較した場合、後者の占めるウェイトが増えてきた。

現在の極限攻略データベースは前者を重視しているが、それはもう時代遅れかもしれない。むしろ後者が得意だった時代に戻るべきだ。理想論としては。
ただ、アイテムをだらだら集める行為に僕自身興味がないのと、生産性がなさ過ぎるのであまり若い子に「クリア後」に取り組んで欲しくないという気持ちがある。極限が1サイトで頑張った所で「クリア後」が衰退する流れになるわけも無いので、そろそろ考え直さないといけないんだけど。

もう1つ、「ゲーム開始からクリアまで」を本来のゲーム部分本体だとするならば、「クリア後」部分は付属のオマケ、タダゲーであり、オマケだけ見ると最近流行っているケータイとかの無料ゲームとやってることは似ているなと思う。つまり、実はmixi、gree、モバゲーよりも家庭用ゲーム機の方がよっぽど早くからタダゲーを提供してきたのかも知れない。
そんな風に考えると、どうもケータイ無料ゲームというのは、ゲーム機からプレイヤーを奪っているというより、ゲーム機で「クリア後」をプレーしていたような暇人を奪っただけのような気がする。いや、「だけ」ではないんだろうけど、そういう一面はあるような気がする。

ならば要するに、ケータイゲームの登場でゲーム機が駆逐されるなんてことは、少なくとも数年は起きないのではないか。もし駆逐されるとすれば、ケータイゲームが無かったとしてもどうせゲーム機の「クリア後」に駆逐されていたのではないか。


2010年10月28日 婚活-12

次は4人目、Dさんと会うことに。
Dさんは国立の文学部卒で、マスコミ関係の仕事をしている。
これまでの人と大きく違う点として、ちょっと住んでる所が遠い。
それが、わざわざ近くまで来てくれることになったのだ。よほど気に入ってもらえたんだろうか。

ちなみにDさんは、男性からの申し込まれ件数が軽く100件を超えているという、
これまでの人たちとは人気のレベルが一線を画した人である。
年齢と写真はもちろんだが、何よりプロフィールが良くできていたと思う。

土曜の昼間に駅で待ち合わせた。お互い集合時間ギリギリに到着。
歳は僕より1つ下だが、もう少し若く見える。背は高めだが小柄に見える。
写真詐欺はもはやお約束だが、それでも普通にモテてそうな感じ。

今回は向こうが遠くから来ることもあり、食事しながら話すという形ではなく、
観光地めぐりなどして歩きながら話すという形にした。
最初は珍しく僕の方がなかなか会話を繋げない展開だったが、
向こうのツボが分かってきてからエンジンがかかり始めた。

Dさんは文系のはずだが、理系な話題が好きなようだ。
最初は頑張って合わせてくれるなあと思っていたのたが、どうも実際に楽しんでいるようなので、
数学的なビジネスモデルとか、婚活の統計学的側面の話とかをしたら盛り上がった。
だが一方で占いを本気で信じているなど、少なくとも理系人間な人ではないようだ。

色々廻っているうちに、途中でどうも様子がおかしいことに気づいた。
前にタクシーは使わない主義だと言っていたのだが、今日は移動にタクシーを使いたがる。
何かと思ったら、今日はダブルブッキングしているそうだ。
なるほど、それで急いでたのか。

わざわざ遠くから来たのは、複数人と会えるかららしい。
ダブルブッキングと言っても、昼に僕と会って、夜に他の人と会うというだけの話なので、
同時進行が許されている婚活においては別に悪いことをしているわけではない。むしろ合理的だ。

むしろ、そうかこの人は大人気な人なんだったと思い出し、
残りの時間で他の相手より自分が優れていると思わせるように、ポイントを稼ぐことにした。
そこそこうまくいったと思う。さらに最後、思いつきで別れ際になぞなぞを出しておいた。
簡単に見えて超難しいという問題にした。理由は言うまでも無く。

会ってみた感想として、それ以前のメールや電話での期待通り、
話題が豊富で、頭がいいかは分からないが賢いという感じ。
物事に対して戦略を立てるという習慣を持っている人で、僕と考え方が似ている。好感触だった。

ただやはり、次回会う予定を立てようにも、ちょっと距離が遠い。
当分はメールなどで様子見をすることにする。

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