四谷大塚マンスリー講座まとめ
中学受験塾には、看板にない裏メニューが意外とあったりします。
今回紹介する四谷大塚の「マンスリー講座」もその1つで、通常の公式サイトやパンフレットには載っていない、小2・小3の優秀児のみを対象とした特別講座です。
四谷大塚マンスリー講座の概要
- 対象は小2・小3のみ
- 講座参加に基準あり(資格制)
- 月に1~2回・1回120分
- 科目は算数のみ
- 月額2000円
- 校舎ごとに開催の詳細は異なる
順番に詳しく見ていきたいと思います。マンスリー講座に申し込む方法も最後に紹介します。
対象は小2・小3のみのハイレベル授業
四谷大塚マンスリー講座は、四谷大塚の直営校舎で開催されます。
開講時期は校舎ごとに異なっており、早い所では小2から、遅い所では小3からの開講となり、小3の1月で終了となります。小1向けはどの校舎にも無いようです。
マンスリーは元々はリトルスクールの上位向けコース(Sクラス)の生徒向けの追加オプション講座で、優秀な外部生も参加が可能、ということのようです。ただ実際は、全国統一小学生テストで好成績を取ると塾から生徒(入塾してない外部生)に勧誘がかかり、それでマンスリーに入会するというケースが多いようです。
但し後述の通り、校舎によって招待基準は異なりますし、そもそも小2のマンスリーは開講していない校舎も多いため、全国統一小学生テストで好成績を取ったからと言って必ずマンスリー講座に招待されるとは限りません。
講座参加に基準あり
マンスリー講座を受けるには、四谷大塚の開催する全国統一小学生テストかリトルスクールのオープンテストで良い成績を出す必要があります。
マンスリー講座参加の基準偏差値は校舎ごと、年ごとに異なりますが、大体偏差値60~70の間のどこかが基準になるようです。但し授業のレベルが高いため、基準をギリギリ満たしても生半可な実力では授業の内容に付いていけないケースもあるそうです。
マンスリーは月に1~2回、土日に開催
マンスリー(monthly)というその名の通り、四谷のマンスリー講座は基本的に月に1回開催されます。但し小3の7月までは月に1回で、小3の9月からは月に2回の開催となるようです。
開催曜日は校舎ごとに異なり、土曜か日曜のどちらかになっているようです。
マンスリー1回の授業時間は120分です。低学年児の集中力を考えると120分はかなり長いですが、算数が好きな子ならあっという間に終わってしまうようです。
マンスリーの科目は算数のみ
四谷大塚のマンスリー講座は算数のみの講座で、国語はありません。
講座の内容は、算数の難問を全員に配り、生徒がその場でそれを解いていき、先生が見て回る、というもの。分からない場合にヒントをもらったりしながら、各自が自分のペースで算数の問題に取り組みます。
算数専門塾のフォトンやエルカミノなどと似た形式となっているようです。
月謝は2000円
月1回・120分の講座ではありますが、月謝は2000円(税別)とお値ごろになっています。なお小3後期で月2回になると月謝は4000円(税別)になるようです。
なお、マンスリーに入るには四谷大塚への入塾手続きも必要になりますが、優秀性扱いの特待で入塾金は無料になるようです。
校舎ごとに開催の詳細は異なる
以上、色々書いて来ましたが、小2からクラスがあるかどうか、開催曜日、招待基準偏差値、などなど校舎ごとに詳細は異なっているようです。詳細は、自分が通いたい校舎に問い合わせるのが良いでしょう。
マンスリー講座に申し込む方法
マンスリー講座は、リトルスクールのSクラスの子や、全国統一小学生テストなどで好成績を収めた子に対して四谷大塚側から声をかける(案内を送る)というケースが多いようです。
そのため、マンスリー講座を狙うために、四谷大塚直営の校舎で全国統一小学生テストを受けて好成績を狙っているご家庭もあるようです。(とはいえ遠かったら行きにくいですし、無理に遠くの会場で全統小を受ける必要があるのかは疑問ですが…)
自分からマンスリー講座申し込みを希望することも一応可能なようです。
例えば全国統一小学生テストで、四谷大塚の直営校舎ではない場所で受けた場合、その結果を四谷の校舎に持って行って交渉するという手があります。どうしても子供をマンスリー講座に入れたい場合は、挑戦してみる方もいるようです。
直営校舎で全統小を受けたけれど声がかからないという場合は、基準の偏差値に達していないか、マンスリーが開講していない(その校舎ではやっていない)、既に満席になっている、などの理由が考えられそうです。
以上、四谷大塚のマンスリー講座に関する情報がネットにほとんどなかったので、僕の知っている&聞いた範囲でまとめました。詳しい方がいましたら是非コメントお待ちしております。
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