○〇を教えたら漢字の書き間違えが激減!

3年生の漢字の総ざらいが完了

ようやく3年生の漢字を終了。終了?

3年生で習う漢字200文字のうち、問題なく書けたのが122字、忘れてたけど覚えられたと思われるものが48字、まだ苦戦するのが30字でした。

よくそれで8級受かったな…と言いたいところですがそれは逆で、これで受かっちゃうのが漢字検定。読みと書きと、あと書き順とかも合わせて80%取れば合格ですからね。

いま苦戦してる30字は、申・打・代・投・役・実・所・服・屋・拾・倍・旅・第・軽・港・勝・着・童・筆・遊・業・鉄・農・路・駅・箱・館・橋・整。

傾向としては、画数の多い字が多いです。あと、似た漢字がごっちゃになってます。


へんとつくりを左右逆にしない方法

当初は「へん」と「つくり」が逆になることが結構ありました。例えば「住」という字を「主イ」のように、左右のパーツを逆にしちゃうような間違いです。

ただこれに関しては最初から対策を打ってあって、1年生の漢字を教えるときから「部首」の存在を教えています。部首を知っていると、例えば「住」なら部首はにんべん(イ)なので、へんだから左、と間違えずに覚えられます。

よく間違えるのはこざとへん(院)とおおざと(部)や、つき(服・明)などですね。へんとつくりどちらにもあるので難しいです。

部首の場所について

ついでなので、ここで部首の種類についてまとめておきます。

例えば左にあれば「へん」、右にあれば「つくり」のように、部首は場所によって呼び名が変わります。

左…へん

へんは最も覚えやすい部首です。数も多いですが、代表的なものを覚えるというより、子供の習う漢字を見て、よく見かけるものを覚えていくのが良いと思います。

村…きへん、海…さんずい などなど

右…つくり

つくりはへんと比べると数が少ないですが、同じものや似たものが多いので、覚えておくとそれらの混同を防げます。

新…おのづくり、教…ぼくづくり、段…るまた など

※4画のつくりが大量にあって特に紛らわしいです。

上…かんむり、かしら

上にあるものは「かんむり」とか「かしら」と呼ばれます。ウかんむりとワかんむりはカタカナになってるのでキャッチーで、子供の興味をひきやすいと思います。

字…うかんむり、写…わかんむり、草…くさかんむり、発…はつがしら

下…あし

あしが部首になっているものは少ない…と思います(自信ない)。ただ子供からしたら、上がかんむりなら下は何?という疑問は出てきて当然なので、一応そういう概念があるというのを抑えると良いと思います。

点…れんが

左上…たれ

左側と上側を占有するので見た目の印象が強い部首です。おそらく下記の4種類しか存在しないので、覚えてしまって良いと思います。もっと簡単な漢字の例もありますが、ここでは各たれの語源になっていると思われる漢字で例示します。

雁…がんだれ、麻…まだれ、病…やまいだれ、屍…しかばね

左下…にょう

こちらは2年~3年あたりでしんにょうを死ぬほど見るので印象が強い部首です。但し「勉」の部首はにょうではなく力(ちから)だったりとフェイントも多いです。

通…しんにょう、延…えんにょう…、超…そうにょう

周囲…かまえ

周囲を囲む感じの部首は「かまえ」と呼ばれます。

国…くにがまえ、区…はこがまえ、開…もんがまえ、街…ぎょうがまえ

※ぎょうがまえはぎょうにんべんと間違えやすいですが、「行」の間に何かを挟んだ形の字はぎょうにんべんではなくぎょうがまえと呼ばれます。


部首を覚えると漢字が楽しくなる?

部首を覚えると漢字が楽しくなります!などということはないと思います。笑

漢字を嫌いな子はたぶん漢字に触れている時間を少しでも短くしたいと思っているので、部首も嫌いです。

どちらかというと漢字を好きな子をさらに伸ばす手段として、部首を教えていく教え方はお勧めかなーと思っています。

もしもうちの子が漢字を嫌いだったら、お風呂にポスターを貼るとか、書きより読み中心に教える(しかも書かずに口答で読みに答えるだけ)とかを中心にやるなど、まずは子供が漢字を書くことなく漢字の能力を上げられる方法から入るかなと思います。

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