「午後入試」が受験生に与える負担

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中学受験の午後入試とは

最近は午後入試というのが増えてきたそうです。

2月1日の入試ピークを意識する私立各校

東京・神奈川の中学入試は2月1日に解禁され、男子御三家・女子御三家校をはじめ、多くの有名私立中学が2月1日に試験を行います

優秀な生徒は有名校の試験を受けることになり、それ以外の学校は2月1日に試験を行っても優秀な生徒を確保しにくいです。

そのため、優秀な生徒を確保する目的で日時をずらして2月2日以降に入試を行う中学が、昔から数多く存在します。


2月1日の「午後」でも入試ピークを外せる

そういった動きの中で、最近は2月1日の「午後」に試験を行う学校が増えてきた、というのが冒頭の話です。

どういうことかと言うと、2月1日の午前に本命校を受けた生徒が、午後にもう1校受けられるよう、1校目に配慮した試験時間で入試を開催する学校が出てきているのです。

配慮というのは、例えば試験開始を夕方からにしたり、科目数・試験時間を減らす、などがあります。

既に一部の塾の偏差値表では2月1日を午前と午後に分け、1日2校受ける人が見やすいように工夫されていたりします。

ちなみに上記の偏差値表で見ると、2月1日午前に偏差値63の巣鴨が午後では偏差値68、同じく偏差値60の都市大等々力が午後では偏差値65にアップしています。午前では開成や麻布など有名校の入試があるので、頭のいい子が巣鴨や等々力は受けないわけですが、午後ならある程度受けているのでしょう。

実力上位の受験生が受ければ偏差値も上がり、優秀な生徒さんの入学が見込めそうです。

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午後入試の例

午前入試を終えてから午後入試に行く例として、適当に3校見つけてみました。

開成→巣鴨算数選抜

今年から2月1日の午後に算数のみでの入試を始めた巣鴨中学の例を見てみます。

巣鴨ではこれまで同様、2月1日の午前にも普通の入試が行われます。その後、この午後の算数選抜が開催されます。算数1科目のみで合否が決まるという試験です。

ところで巣鴨から電車で10分の場所に開成中学があります。開成の入試は14時前に終了します。なのでまあ開成の試験を終えてから巣鴨の算数1科目、は受けやすいですよね。

ちなみに開成の試験終了が13時50分(昼食休憩有り)で、巣鴨は集合が15時10分、開始が15時30分からになっています。なのでまず間違いなく間に合います。

麻布→広尾学園

似たような例では、麻布中学から広尾学園までは電車に乗るまでもなく徒歩10分程度です。

▲麻布と広尾学園はどちらも最寄り駅は広尾駅

但しこちらは広尾学園も4科目(約3時間)あるので受験生の負担が大きく、近いからと言って麻布と広尾を気軽に併願できる感じではありません。

東京都市大学等々力中学校

なんと2月1日のうちに試験だけでなく合格発表までやってしまう凄い学校。こちらの記事が参考になります。

2018中学入試の聖域「採点現場」潜入記

話は逸れますが、ここは中学だけでなく小学校から大学までとにかく現状を打破しようという熱量を凄く感じます。数年前に系列の武蔵工業大学と東横学園が合併して東京都市大学に名前を変え、小学校・中学校・高校もすべて名前が変わりました。都市大付属小は中学受験を学校でサポートしてくれるということで、実は僕も見学に行ったことがあります。電子黒板とか、教室の作り、実力別で4段階にクラスを分けるなど、結構思い切った改革っぽいことをしていました。

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午後入試の負担

午後入試は、当たり前ですが受験生に負担を与えます。

他の人はどんな感じかなーって調べてたら、親の体力もつらいという意見も拝見しました。確かに!笑

参考:午前受験と午後受験

また、塾によっては午後入試をお勧めしてくるところもあるようです。「2/2の時点でひとつも合格を持っていない方がよっぽどキツい」という話を拝見しました。

参考:2019年入試速報会@日能研所属校舎

 

普通に考えたら、2月2日以降に行きたい学校の入試があるなら、無理をしない方がいいと思います。

ただ、2月2日以降に受ける学校が特にないなら、出かけたついでに午後も1校受けてくるのも悪くないのかなーと思いました。

 

僕の時は入試が2日間(2日目は面接)だったから、1日午後どころか2日も他校は受けませんでした。時代は変わってるなあと感じます。うちの子も1日2つテスト受けれるように日頃から訓練したほうがいいのかな、と思って、そういえば今月離れた場所で1日で試験2個受けたの思い出してちょっと笑ってしまいました。

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