予習シリーズ4年・社会の改訂内容まとめ
社会の予習シリーズ改訂のまとめです!他の科目はこちらからご覧ください。
社会は改訂内容は少なめ
予習シリーズ4年・上巻は、総合回(まとめ)を除くと全部で16単元あります。
社会では、下記のような変更がありました。
- 最初の5単元が3単元に集約
- 新たに2単元が追加
では順番に見ていきましょう!
最初の5単元が3単元に集約
予習シリーズ改訂前の第1回~第6回にあった単元が、改訂後は第1回~第3回にまとめられたようです。(第5回は総合回です)
改訂前と改訂後の単元の対応はだいたい下表のとおりではないかと思われます。
改訂前 | 改訂後 |
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【第2回】安全を守る ※火事や交通事故 |
【第1回】健康で住みよいくらし |
【第4回】くらしやすい街 ※バリアフリー、インターネット、公害 |
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【第6回】健康で住みよいくらし ※水道、ごみ |
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【第3回】ものを売る仕事 ※スーパーの商品、販売、広告、買い手の工夫 |
【第2回】ものを売る仕事 |
【第1回】昔の道具・今の機械 ※洗濯、調理、掃除、情報 |
【第3回】昔のくらしと今のくらし |
社会4年の序盤はこれまで分量が少なかったので、内容が集約されてもそこまで大変ではないかもしれません。
新たに2単元が追加
上記のように5単元が3単元に集約された代わりに、新たに第4回と第6回に「都道府県と地方(1)」「都道府県と地方(2)」が追加されました。
現時点では内容の詳細は不明ですが、おそらく日本の都道府県と地方区分(関東地方、中部地方、近畿地方、など)を覚える回なのではないかと思われます。
中学受験界ではよく「社会はまず都道府県と県庁所在地を漢字で書くことから始めろ」などと言われるようですが、それが予習シリーズにも取り入れられたのかもしれません。
第7回以降は変更なし
第7回から先は単元の変更はありません。第7回・第8回で地図の見方を学んだ後、第9回からは日本の特徴のある地方・地域を順番に学んでいく回が続きます。
改訂後の予習シリーズでは、これらを学ぶ前に、最初にまず日本の全体像としての都道府県と地方区分を学ぶようになったのではないかと思われます。
確かに、第9回以降では断片的に地名が出てくるので、それより前に日本の大まかな地名をおさえておいた方が、理解が深まりやすいように思えます。
また改訂前では、日本を取り巻く4つの海流や、海(太平洋、日本海など)、雨温図(1年間の月別の雨量と気温の図)なども、第9回以降に各地方を学ぶ際に断片的に出てきていました。改訂後はこれらも最初から1つの図でまとまって出てきてくれたら覚えやすくて良いと思います。
予習シリーズ社会の改訂内容まとめ
予習シリーズ社会の改訂は、単元の増加は「都道府県と地方(1)」「都道府県と地方(2)」の追加のみのようです。この2単元の追加によって、そこから先の単元の理解がスムーズになることが期待されます。
改訂前の予習シリーズ社会では5年の上巻でやっていた内容だと思いますが、それが先に来たと考えると、予習シリーズ社会4年上巻は若干のボリューム増になったということになります。
但し第9回以降の各地域のくらしの単元で、覚える内容が変わっていたり、増えていたりする可能性もあります。この辺は、新しい予習シリーズが発売されたらまた調べてみたいと思います。
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