改訂予習シリーズ副教材「計算」4年上に大きな変更点!

改訂予習シリーズ副教材「計算」4年上に大きな変更点!

予習シリーズの改訂に伴い、副教材の「計算」にも大きな変更がありました!

変更点1:週の最初に「今週のワンポイント解説」追加!

予習シリーズ「計算」は、毎週の単元に合わせた計算問題を1日1ページずつやっていく構成。

これまでは淡々と問題のページのみが続いていましたが、改訂版では各週の最初に「今週のワンポイント解説」というページが1ページ追加されました。

▲サンプル誌面より抜粋

変更点2:計算回数が週8回から週7回に

上記のアドバイスが増えた分、各単元ごとの計算ページが8ページから7ページになりました。

そもそもこれまでどうして各週8回分あったのか謎ですが…。

変更点3:文章題が削除

改訂前の「計算」ではいわゆる「1行問題」と呼ばれる短文形式の文章題も見られました。

例えばこのような感じです。

しかし改訂後の「計算」は、1行問題は減り、純粋な計算問題が多くなっています。

変更点4:序盤の足し算・引き算など易問が削除

改訂前の「計算」では、全20回のうち第5回までは足し算と引き算の筆算を含むなど、易問が多めになっていました。

改訂後では1回目からいきなり3桁×3桁の掛け算などが出現します。4年生以下の内容が(完全になくなったわけではないですが)かなりそぎ落とされています。

変更点5:計算式の途中に空欄のある問題が増加

改訂前の「計算」ではほとんどなかったのですが、改訂によってこのような問題が増えました。

例)

$$153÷9+□-1=48$$

この手の問題、毎日やりたくても意外とドリルが無くて困っていた方も多いのではないかと思います。中学受験本番でも出ることもあるくらいですから、毎日練習できるのは良いですね。

変更点6:問題数が6+2に

改訂前の計算は1ページあたりの問題数が12問~14問でしたが、改訂後は8問になっています。

最初に6問があり、最後に「レベルアップ!」と書かれた難しめの問題が2問あります。

▲こういうの、好きな子と嫌いな子いますよね(だいたい嫌いか)

問題数が少なくなっていますが、難度は上がっており、特に前述の途中に空欄のある問題は時間がかかるので、バランスは取れているかなと思います。

レベルアップ問題は四谷のCコース・Sコースを目指す子(ざっくり偏差値60以上とか)などで、余裕がある子のみ取り組むという形でも良さそうです。

予習シリーズ副教材「計算」4年上の変更点まとめ

最後に予習シリーズ副教材「計算」の変更点をまとめます。

  • 週の最初に「今週のワンポイント解説」追加
  • 計算回数が週8回から週7回に
  • 文章題が削除
  • 序盤の足し算・引き算など易問が削除
  • 計算式の途中に空欄のある問題が増加
  • 問題数が6+2に

とりあえず目についたところをまとめましたが、細かく見て行けば他にもあるかもしれません。

見た感じでは、問題数が絞られ、中学受験仕様の計算問題が増えた、という印象です。毎日短い時間でやる用の中学受験向けドリルが欲しいというニーズにはちょうど良さそうです。

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