2021年改訂!予習シリーズ国語の変更点まとめ

予習シリーズ国語の変更点まとめ

2021年に改訂される予習シリーズと副教材の演習問題集についてまとめます。

今回は国語編です。

予習シリーズと副教材の改訂対応表

まずは予習シリーズと副教材の、改訂前と改訂後の対応表です。

改訂前 改訂後 改訂後の変化
予習シリーズ 予習シリーズ 1単元8P→12Pに増量
基本演習問題集 廃止
演習問題集 演習問題集 1単元2~3P→4Pに増量?
応用演習問題集 最難関問題集 名称が変更。1単元2~3P→5Pに増量?

予習シリーズの増量と基本演習問題集廃止

予習シリーズ本体は、ページ数が大幅増量され、基本演習問題集が無くなりました。これは実質的に、予習シリーズが基本演習問題集を取り込んだと考えて良さそうです。

もう少し細かく見ていきます。

改訂後は、各単元ごとの構成が以下のようになります。

  • 改訂前:文章読解の解説→練習問題→国語知識(文法等)→文法問題
  • 改訂後:文章読解の解説→基本問題→発展問題→国語知識(文法等)→文法問題
改訂前 改訂後 変更点
解説(2P) 解説(2P) 変化なし
練習問題(3P) 基本問題/発展問題(6P) 問題量が2倍に
文法等(2P) 文法等(2P) 変化なし
文法等問題(1P) 文法等問題(2P) 問題量が2倍に

上表のとおり、改訂後は1単元あたりの問題数が倍増しました。4年生として最低限の国語はこれ一冊で十分かもしれません。これで値段はそのままらしいので、とても良心的ですね。

演習問題集は増量&長文化

演習問題集は、名前はそのままで、1単元あたりのページ数が増えたようです。

改訂前は1単元あたり2~3ページあったのが、改訂後の資料では4ページになっています。

ページ数が増えた理由は主に、文章題の本文の長さが長くなった点。選択肢問題が増えて自由記述の分量が若干減少したようにも見えます。(○○について五十字程度で述べなさい、のような問題)

応用演習問題集は最難関問題集になり増量&長文化

算数と同じですが、改訂前の応用演習問題集は、最難関問題集に名前を変えました。

こちらも、改訂前は1単元あたり2~3ページあったのが、改訂後の資料では5ページになっています。問題の数は同じですが、文章題の本文が長文化しています。

予習シリーズ国語の改訂まとめ

2021年からの予習シリーズ国語4年(上)は、予習シリーズ本体の問題数が増え、演習問題集・最難関問題集は文章量も増えました。

問題数が増えたので予習シリーズだけでもかなりの分量になっており、お得感があるいっぽうで、計画的に時間を取らないと解き残しが出てしまう可能性もありそうです。

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