漫画「世界の歴史」を小学生が読む際の注意点

角川が「日本の歴史」を発売

最近、角川が漫画「日本の歴史」に続いて「世界の歴史」を刊行したということで、なんか一時期宣伝が良く流れてきてました。

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ただこれ、日本の歴史とはまるで別物なので、どの会社にしろ世界の歴史の漫画をご購入の前にはぜひご注意ください。試し読みしてみるのもいいかも。

うちも子供が興味あるというので全巻買ったのですが、親のケアが必要でした。最後に対策法なども書いています。

序盤が超絶つまらない

まず最初に気を付けてほしいのがここです。これは角川に限らずまた漫画にも限らずだいたいそうなんですが、世界史というのは序盤が超絶つまらないです。世界の各地の出来事が断片的に次々と出て来るので、ストーリー性もないし、人物に興味も持てないし、覚えにくいのです。

世界の地理が分かっていない

世界地理をやるのは中学生以降なので、大体の小学生はギリシャ、エジプト、ペルシャ、マケドニアなどと言われても位置をよく知りません。そのため、どこで何が起きたのかや、周辺国との関係が、掴みにくいのです。

というか、そもそも知らない国が昔どうなっていたかなんて興味を持てないのが普通だと思います。

日本が出てこない

世界の歴史と言うから日本も出て来るかと思いきや、日本はほぼ全無視となります。それもそのはず、日本は明治以前は世界とほとんど絡んでいませんからね。

中学受験には出ない

中学受験に世界史は出ません。いや、子供が興味を持って読む本だったら、中学受験に出るか出ないか自体は本来どうでも良いのですが。

小学生のおススメの「世界の歴史」読み方・読ませ方

では次に、こんな風にすると読みやすいようですよという話をいくつかまとめます。

1.先に日本の歴史から読みましょう。

日本の歴史を知る前に世界の歴史を読んでも面白くないと思います。まずは日本の今、次に日本の昔、その次に世界の昔、という感じが理想かなと思います。

2.好きな巻から読みましょう。

1巻からしばらくの間はつまらない巻が続くと思います。うちの子はまず最初に20巻(最終巻)を読み、次に14巻(第一次世界大戦)から読み始めました。別にそれで大丈夫です。鬼滅の刃を14巻から読んでも分からないでしょうが、サザエさんは14巻から読んでも大体分かる、みたいな感じです。

3.先に世界の国の位置を何となく頭に入れましょう。

ヨーロッパの主要国全部(イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ギリシャ、ロシアなど)とエジプト、インド、中国くらいは場所を把握しておいた方が良いです。

うちの子はフランスとドイツどっちが東にあるかくらいのレベルで分かってませんでした。その辺は中学受験とかより一般常識として知っておいて良いかも。

その意味では日本の今、日本の昔、世界の今、その次に世界の昔、という順がいいかもしれません。

4.何かを期待するのはやめましょう。

世界の歴史を読んでも社会の点数は上がりません。世界の歴史は小学生にとっては、あくまで趣味の本です。ドラえもんかかいけつゾロリでも読んでいるようなものだと思いましょう。

まとめ

日本の歴史は小学校でやるし、中学受験にも出るので、読んでいるご家庭は多いと思います。もともと日本のこともある程度知っているので、読みやすいと思います。

しかし世界の歴史は性質が全く異なるので、無対策で読むと結構キツいという子も多いと思います。

それでも興味がある子にとっては、読み物として面白いことは間違いありません。適宜親が手助けしながら、ぜひ上手に付き合ってみてください。

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