低学年の子を伸ばすには得意特化型と平均型どちらがよいか

低学年の子を伸ばす2つの考え方

低学年のうちは、学習を進める方向性として重要な二択があります。

  1. 得意な所だけ伸ばす
  2. 全て平均的に伸ばす

僕は基本的に1を推していますが、外的事情により2も侮れない、という話をしたいと思います。

中学受験塾の「クラス分け」事情

中学受験塾の多くでは、テストの成績に応じてクラス分けがされます。例えばサピックスだと、校舎ごとに上位20人がα1、次の20人がα2…みたいな感じ。四谷大塚だと全校舎合計で上位10%がSコース、次の30%がCコース…など。(なお人数は適当です)

このやり方、実力の近い子同士で同じ授業を受けることになるので、実力に合った授業を受けられて一見良いように見えるのですが、実は大きな落とし穴があります。

それは、4科目の合計点でクラスが決まってしまうという点です。

どういうことかと言いますと、算数だけ得意な子は、他の科目が苦手でも、算数のおかげで結構上のクラスに行けてしまいます。しかし他の科目が足を引っ張るので、一番上のクラスには行けません。

その結果、算数は得意なのに一番上のクラスではないので、授業がやや物足りなくなってしまいます。そしてこちらがもっと厄介なのですが、国語と理科と社会は苦手なのに結構上のクラスに入れられてしまい、授業についていけなくなる恐れがあるのです。

このように、科目ごとの得意不得意がはっきりしていると、実力相応でないクラスに入れられてしまうのが、今の中学受験塾のシステムなのです。

算数が得意な子が、国語でつまづく、という話をよく聞きます。そうならないためには、最初からどの科目もある程度伸ばしておき、最低限、塾の授業にはついていける程度の実力は付けておいた方が良いのではないか、ということになってきます。

それが幼少期から必要なのかというとそうではないような気がしますが、中学受験塾への入塾を検討している場合、小3になるまでのどこかで一度、科目間のバランスを見て、不得意科目を補強しても良いかもしれません。

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