子供の頭の良さはしょせん遺伝で決まる?
早期教育を否定する意見の中に「子供の賢さはどうせ遺伝で決まるから」という考え方がありますが、これは誤りと考えています。
専門家の話を聞く限り、脳の形状や容積は遺伝で決まる部分が大きいらしいです。ただ、もしそうだとしても、その脳にどのような知識を詰め込むかは、親の教育次第です。
「頭の回転の速さ」についても、結局は今考えていることと似たような体験を過去にしたことがあるかどうかが大きいので、様々な課題・問題(テスト問題ではなく身の回りに問題)に取り組むことで頭の回転速度は上がります。
高学歴な親ほど勉強の重要性を知っているので、熱心に教育するので子供も賢くなる、という関連性はあると思いますが、それは遺伝とは違います。
親が高学歴だからと言って教育をさぼれば、子供に学歴は遺伝されませんし、正しい方法で勉強すれば親に関係なく受験で成功することは可能だと思います。
受かった子はみんな努力してる
僕の周りでは親戚を含め有名大学を出た人は1人もいませんが、僕は現役で開成→東大に合格しています。そのこともあり、僕は受験勉強には先天的能力(親の遺伝)よりも後天的能力(親の教育)が重要だと思っています。
また、開成や東大の優秀だった奴らに話を聞くと全員が全員、自分は勉強しなくても成績が良かった天才タイプではなく、勉強した分だけ成績が伸びた秀才タイプだと言います。
子育てを始めるにあたって、結構まじめに同級生の100人以上に聞いたのですが、勉強しないで開成や東大に入ったなんて言ってる奴は1人もいませんでした。(大学生くらいだと、勉強しないで入ったというとかっこいいのでそう発言する子はいます)
ただ、勉強が好きだったから、勉強で努力するのは嫌じゃなかったという奴は結構います。
勉強を好きな子にしてあげたい
結局、「勉強が好き」という部分が重要なんだと思います。
イメージとしては、子供がポケモンが好きで年中ポケモンばっかりやってたら、中学受験が算数・国語・ポケモンの三科目受験だった、みたいな感じです。自分の好きなものがそのままテストに出たら強いに決まっています。
子供を勉強好きにしてあげられるかどうか。親の頑張りどころです。
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