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【速報】予習シリーズ4年の改訂内容が判明!(2021年版)

予習シリーズ4年の改訂内容が判明!

四谷大塚から2021年の予習シリーズ改訂後の新カリキュラム(学習予定表)が公開されました!

ということで、早速科目別に旧版の予習シリーズと照らし合わせて、予習シリーズの改訂内容をざっくり見ていきます。公式リンクも最後に付けています。

予習シリーズは、中学受験生の50%が使っているとも言われる、中学受験塾・四谷大塚のテキストです。予習シリーズは約10年に1回大きな改訂があり、2021年がその年に当たります。
現時点では改訂後の4年上巻の単元が判明しただけで、そこからの予想の記事になります。中身の詳細や問題の難度などの情報はまだ不明ですのでご注意ください。この記事に書いてある内容も、後日書き変える可能性があります。
なお、2021年に改訂されるのは予習シリーズ4年のみです。予習シリーズ5年は2022年改訂、予習シリーズ6年は2023年改訂予定です。また、今回判明したのは4年上巻のみで、4年下巻の改訂内容はまだ不明です。
追記:実物が届いたので一部情報を書き換えました。4年上の変更点としては、1単元が消え、下巻から2単元が上巻に移動しています。

改訂後の予習シリーズ算数4年上

改訂後の予習シリーズ算数4年上は、単元で確認出来る限り、改訂前の上巻の内容に加え、下巻の内容が多少増えたようです。

予習シリーズは4回ごとにまとめをはさむので、以下、改訂前後の内容も4回ごとに見ていきます。(4回ごとに総合回(過去4回のまとめ)が挟まるという作りは変わりありません。)

予習シリーズ改訂後 第1回~第4回

ここは大きな変化はありません。強いて言えば第2回と第3回のやる順番が入れ替わりました

「計算のきまり」は、+より×を先に計算するとか、カッコ内を先に計算する、といったことを学ぶ単元です。筆算の途中式が□になっている虫食い算なども含まれます。

また、改訂前の「和差算」が改訂後には「和と差の問題」と名前を変えました。

追記:「和と差の問題」で学ぶ範囲は変更ありません。

予習シリーズ改訂後 第6回~第9回

  • 新カリキュラム第6回の「小数と単位」は改訂前の「小数(1)」と同じ
  • 第7回の「分数の性質」は改訂前の「分数(1)」と同じ
  • 第8回の「三角形の角」は改訂前の4年上巻第12回「三角形の性質」と同じ
  • 第9回の「いろいろな四角形」については、旧カリキュラム第9回「正方形と長方形」の内容だけでなく、第18回「四角形の面積」の内容も入り、旧2単元が1単元に集約されました。ひし形、台形、平行四辺形も扱います。

予習シリーズ改訂後 第11回~第14回

  • 第11回「三角形の面積」は改訂前の第19回から移動。
  • 第12回「間の数を考える問題」は改訂前の第6回「植木算」と同じ
  • 第13回の「周期を考える問題」は改訂前の第13回「周期算」と同じ
  • 第14回の等差数列は、改訂前の第16回から移動。
植木算とは…「道路に3本の植木が4mおきに立っています。端から端まで何mでしょう」のような問題。木は3本だけど木と木の間は2か所なので、4×2=8mが答えとなります。
周期算とは…「○、△、□、○、△、□…と続く時、30番目の記号は何?」のような問題。3個の記号で1周期になっているので、30番目は10周期目の最後であることから、□が答えとなります。

なお、改訂前の第11回にあった「大きな数とおよその数」は、消滅しました。億の単位や四捨五入などを学ぶ回ですが、他のどこかの単元に吸収されたのかもしれません。

予習シリーズ改訂後 第16回~第19回

  • 約数・倍数はそれぞれ改訂前では下巻の第1回・第2回でした。
  • 第18回の「一方におきかえて解く問題」は、改訂前の上巻17回のつるかめ算と同じ
  • 第19回の「立方体と直方体の性質」は、改訂前の上巻14回にあった「立方体と直方体(1)」と同じです。
一方に置き換えて解く問題とは、例えば「△と○の重さは合計150g、△○○の重さは合計200gです。○の重さはいくつでしょう」のような問題。△〇を150gに置き換えることができるので、△○○は150g+○と置き換えることができます。△○○は200gですから、○の重さは200-150=50gであることが分かります。

予習シリーズ算数の改訂内容まとめ

今回の予習シリーズ改訂で、改訂前の4年上巻にあった16単元のうち、合併や消滅で2単元が削減されました。

  • 四角形:2単元→1単元に集約
  • 大きな数とおよその数→消滅?

そして改訂前の4年算数下巻から、2単元が上巻に入って来ました。

  • 改訂前の下巻第1回:約数と公約数→改訂後は上巻16回へ
  • 改訂前の下巻第2回:倍数と公倍数→改訂後は上巻17回へ

この結果、改訂後の予習シリーズ算数4年上巻は、学ぶ範囲が従来より多少増えたと考えられます。

また、学ぶ順番に大きな変更があり、先に計算の決まりや小数や分数などの基礎を全て終えてから、面積や特殊算(植木算、周期算等)に入るようです。

追記:当初単元名のみ公開された時点では大きな変更の可能性もありましたが、実物を見て一部情報を書き換えました。

四谷大塚の予習シリーズ改訂カリキュラム(学習予定表)はコチラ。
2021-学習予定表-4年上表

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