中学受験のせいで先取りが小3で終わってしまう

いわゆる高進度(先取りなどとも言いますが)の方のブログを見ていますと「先取りは小3終了まで、小4から中学受験勉強」とか、「中学以降の分野は中学受験に出ないので、先取りしても意味がない」という方が多く見受けられます。

現在の日本の教育システムにおいては中学受験が圧倒的に最重要で、特に大都市圏においては、中学受験に役立つかどうかだけで教育の価値が決められてしまっています

僕はこの状況は間違っていると思います。誤解のないように言いますと、現状の教育システムにおいて中学受験を最重要視する親御さんの判断が間違っているわけではなく、現状の教育システムが間違っているということです。

ともかく、そんな感じでほとんどの方が先取りを完全にやめて中学受験対策をしてしまうので、中学受験と先取りを両立を検討しようにも参考になるブログが全く無くて困ります。

小学校高学年で中学受験塾に入れているご家庭では、同じ境遇の方のブログを色々読んで情報収集した人も多いと思います。僕もそれをしたかったなあ、ということです。

実は周囲にはうちより進んでいるご家庭がそこそこいたりするわけですが、周囲だからこそ根掘り葉掘りは聞けなかったりします。ブログって距離感が適度に遠いのもいいですよね。

僕の場合は一応、塾講師や家庭教師の経験があったり、自分自身の受験の記憶が今でも割と鮮明なことなどもあり、ギリギリ何とかやれているという感じです。

なのでまあ、同じように困っている人の参考になればと思ってそういうことを書いたりします。参考のためには当然その時点での子供の学年などは書くわけですが、それ(例えば「小2の子供が数検4級をやっている」など)は自慢の意図ではない点はご了承ください。

優秀な子たちが「小6までの範囲」という狭い籠の中に飼われてしまう現状は、誰の得にもなっていないので、本当にどうにかして欲しいですね。

コメント