中学受験では低学年時の偏差値は意味がない

中学受験では低学年時の偏差値は意味がない?

よく「中学受験では低学年時に高い偏差値を取ってもあまり意味がない」などと言われます。

僕もその意見におおむね賛成ですが、テスト対策をしています。その理由を書いてみます。

テスト慣れによる偏差値上昇

低学年ではテスト慣れしている子は少ないです。そのため、テスト中に時間配分を上手くできなかったり、ケアレスミスで何か所も点数を引かれたりと、実力を上手く発揮できない子がほとんどです。

他にも問題を読み間違える子もいますし、単位を間違えたり、ひっかけ問題に引っかかる子などもいます

そのため、低学年のうちからテストをたくさん受けてテスト慣れしていると、それだけでかなり高い偏差値が出ます。

しかしこの場合の偏差値は、その子が頭が良い、ということを示しているわけではありません。

高学年になってみんながテスト慣れしてくればこの差は縮まります。低学年でテスト慣れしている子が偏差値が高い状態になっていても、高学年ではそのアドバンテージは消えて偏差値は下がると考えられます

得意科目による偏差値ブースト

低学年では算数と国語の2科目のみのテストが大多数です。しかし高学年になると理科と社会が増えます。

低学年のうちは「算数だけが得意な子」「国語だけが得意な子」は、もう1科目が得意でなくてもある程度高い偏差値が出ます。しかし、高学年で2科目から4科目に増えると、1科目だけ高得点でも残りの3科目が足を引っ張れば、偏差値はそこまで上がらなくなります

また、高学年になると科目数が増え、学ぶ範囲が広がるため、勉強の大変さがアップします。これにより低学年では勉強をこなせていた子が、高学年になるとすべてこなしきれなくなる場合もあります。

本気を出していない子との勝負である

低学年のうちはテスト対策をバッチリやると、効果が出やすいです。なぜなら、他の子の多くはテスト対策をバッチリやっていないからです。

これは逆に言えば、高学年になって他の子もテスト対策をバッチリやれば成績は上がるということですから、低学年時にテスト対策をバッチリやって偏差値が高くても、高学年でそこまで優位にはならないということになります。

低学年での偏差値は意味がない?

では低学年では偏差値の意味はないのでしょうか?

僕は、低学年での偏差値はそこまで重要ではないものの、全くないわけでもないと考えています。

好成績・高偏差値が自信につながる

低学年のうちから良い成績を取ると、子供は自分は勉強が得意なのだと自信を持ったり、楽しく勉強に取り組める、といった効果が見込めます。

高学年でも高偏差値を保つためには、努力を続ける必要がありますが、その努力を続けやすい環境を作る助けにはなります。

テストを目標に頑張れる

低学年のうちから学習の癖をつけられたり、勉強の仕方というものを分かって来たりします。

特に低学年のうちは、手ごろな目標がなかなか無いのでペースをつかむのに苦労しますが、テストがあると、テストに向けてこれをやろう、と頑張れます

テスト対策の練習

テストの対策というのは、それ自体に価値があると考えています。

中学受験の後にも大学受験や資格試験など、人生の重要なシーンにテストというのは結構出てきます。テストが得意だと、テストで自分の実力を十分発揮できるわけです。まあ日本のその現状が良いことなのかはさておき、今の所日本の現状はそうなってますよね、という話です。

低学年時の偏差値自体は意味がないけど利用価値はある

低学年でのテストの偏差値は、中学受験を考える上でアテにならない。意味はない。実際それは正しいと思います。

ただそれでも、低学年でテストで高偏差値を目指したり、それに向けて勉強や対策を頑張ることには、一定の価値があるのではないかと思います。

うちは子供がテストと相性が良いようで、そのような考えで今の所上手く回っていますが、ご家庭ごと、子供さんごとに効果の違いはあると思います。例えば競うことが嫌いな子などもいます。どうすることが一番良いのか考えて、テストと上手に付き合いたいですね。

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