僕自身の受験の時の話。
四谷大塚の「予習シリーズ」の算数は、問題が確か練習問題、基本問題、応用問題、発展問題みたいな感じで4つくらいに分かれていました。
それが途中から、基本問題、練習問題、応用問題だけになって、発展問題が消えました。実は「エリート」という別テキストがあって、発展レベルの問題はそっちに移っていたみたいです。
僕は塾ではそっちはやらなくていいと言われていて、ずっとやってませんでした。
で、その発展問題の部分は最後の最後だけやったような、やってないような…という感じなのですが、まあそんな感じでも問題なく志望校合格率はカンストしてました。確か当時の合不合判定テストは合格率96%が上限だったかな…?
何が言いたいかというと、中学受験における最難の問題って別にやる必要ないんですよって話です。
少なくとも僕の時はそうでした。今でも多分そうだと思うのですが、しかしどうも塾が課しているより多い量の問題をやらされているご家庭が結構あるように見受けられます。
その理由の1つに、SNSがあるのかなと思っています。
要するに、他のご家庭がやってるのを見ると焦るようです。
SNSは、大体みんな自分の成功したことばっかり書きますから、たくさんやってるように見えると思います。ですが実際は大した成果を伴っていなかったりするわけですよね。
上に行くためには、基礎を固めることが一番重要です。そして、子供にぜひとも身につけて欲しいのも、基礎です。点取りテクニックは中学受験でしか使えませんが、基礎の部分は中学受験が終わった後にも生きるからです。
コメント
記事内の最難問題のレベルというのがどの程度のものなのかはわかりませんが、算数にせよ何にせよ、結局は基礎からの積み上げだと思うので、算数が特段に得意であれば、人によってはその積み上げの結果として、最難問題にたどり着くのかなと思います。
おてうさんの当時も同じような感じで最終的にその領域にたどり着いたということなのかなと想像しました。
個人的には、最難問題の要不要は初めから決めたり決まったりするのではなく、基礎~応用の習熟の結果としてたどり着くかどうかが決まるのではないかなと思います。また、そのレベルにたどり着いたとしても他教科の出来や他にやりたいことなどとのバランスから各々で要不要あるいは問題の量が取捨選択されればいいのかなの思います。
算数が特段に得意な子にとって最難問に取り組めるということは、問題に深く入り込んで対峙するチャンスでもあると思うので、そのレベルにたどり着ける子は幸せだなと思います。
>博士さん
そうですね!中学受験という総合競技を考えると、多くの子にとって算数の最難問題に取り組む必要性は低いので、柔軟に考えたらいいんじゃないかなーと思います。
好きな子は好きな時に解けばいいのでまあ良いとして…。笑