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低学年の隙を突いてくる理科と社会という科目

理科と社会が未知数

いつも言っていますが、僕は

  • 受験勉強業界は勉強量を5年6年に偏らせすぎているので6年間に平準化したい
  • 中学受験勉強は学問全体における枝葉の部分が多いので最低限にとどめたい

といった考えを持っていますので、子供に中学受験勉強をどこまでやらせるのかについて非常に慎重になります。

今のところ、算数については徐々にゴールが見えてきて、国語は記述問題の指導方法が悩みますねというところ。要するに、どちらも入試までに何をすべきかはある程度見えています。

一方でブラックボックスになっているのが理科と社会です。

低学年ではテストがない理社

大体の大手塾では理科と社会は4年からやりますから、うちの子もこれまで中学受験の理科や社会を体系的にあるいは網羅的に学んだことはなく、テストとかも受けたことがないです。

低学年から理社に力を入れているご家庭も、多くは理科や社会の知識を暗記させたりテストしたりはしていないと思います。科学館、旅行、本、映像などを通じて理社に興味を持たせることや考えに触れることに徹するようなケースがほとんどではないでしょうか。

それは間違っていないと思いますが、低学年のうちに親がやったことが、意味があったかどうかが判明するまでって、タイムラグが大きいよね、という点は気にしたほうがいいのかなと思います。

例えば極稀にですが、戦国武将を何百人覚えてこれが将来受験で役に立つとか本気で思っている方もいて、(そこ受験では一切出ないんだけどな…)などと思ったりもするわけです。

でも中学受験の勉強内容をよく知らないと、まあそうなりますよね。個人的には、低学年のうちから子供に理社的な教育交じりの遊びを導入するなら、中学受験の内容はある程度知っておいた方がいいんじゃないかなあと思います。

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