課金で解決しなかった中学受験
中学受験の記事はつい目が行ってしまいますね。
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“親子の受験”といわれる中学受験。思春期に差し掛かった子どもと親が二人三脚で挑む受験は、さまざまなすったもんだもあり、一筋縄ではいかないらしい。中学受験から見えてくる親子関係を、『偏差値30からの中学受験シリーズ』(学研)などの著書で知ら...
大金を払って塾の補習塾に行かせるなどしたけど結局いい学校に入れなかったという話。
偏差値48の学校と公立中学のどちらが良いかという議論はさておき…
子供の成績を上げたいと思う時、”課金”したくなる気持ちは分からなくもないのですが、基本的に塾に行って成績が全く上がらないというのは、勉強量の不足ではなくほかの原因があると考えた方が良いと思っています。
- 塾のレベルが子供と合っていない
- 塾で子供が実力を発揮できていない
- 子供のやる気が低い
こういう状態でいくら塾に突っ込んでも効果はあまりないと思います。そしてお子さんが効果の低いものを長時間やらされる苦痛は計り知れないです。
とは言え、その判断ができる保護者の方は少ないと思います。塾に聞いても「塾やめた方が良いですね」とか絶対言いませんしね…。
こういう話を見るたびに、うちだったらどうしよう、ということを考えます。今回の場合ですと、僕ならまずは成績が低い原因の根本を調べるかなと思います。
- 4科目のどこで点数が低いか
- 各科目内のどの分野で点数が低いか
- その分野の基本は理解しているか
- 基本を理解できていない分野は、なぜ基本を理解できなかったか
こんな感じです。その結果、例えば「都道府県の位置を1つも知らない状態で雨温図を覚えようとしていた」とか、「線分図の書き方を知らずに割合や比の単元に突入していた」とか、何かしら原因を見つけていく感じです。
コメント
根本を間違ってます。
塾のレベルが合っていて、子供がやる気に満ち溢れていて、十分に実力を発揮していたとしても、成績が上がらない人は上がりません。なぜならば塾の成績は相対評価だからです。
>匿名さん
コメントありがとうございます!
レベルが合ってなかったり、やる気ない子が落ちて行く分だけ、普通にやれてる子の成績は上がって行きますよね。
成績が上がらない状態というのは、学んだことの吸収率や定着率などを環境の変化によって追求できる余地がある、ということになるかと思っています。