キッズBEEの部分点もらえた/もらえない情報まとめ
2025年のキッズBEEで部分点が発生しそうな問題は3問でしたが、いずれも部分点はほとんど認められなかったようです。


問題4

【得点】
- 「11111」…14点(満点)
「11000」…7点→ 14点(満点)- それ以外…0点
丸の中の数字の合計を答えるという問題でした。
1段目の合計が1、2段目が10、3段目が1000、4段目が10000、5段目が10000なので、
全部合わせて11111が答えなのですが、
○が空欄になっているのは4段目と5段目だけなので、それらの和である11000と答えてしまった子が多数いたようです。
ということで、11000でも部分点が来たようです。
ただし、5段目だけの和を答えてしまった場合、つまり10000と答えた場合は0点だったそうです。
これは、問題文が分かりにくかったので「11000」に半分の点数をあげた一方で、「10000」は単なる問題文の読み間違えなので部分点が無かった、という解釈になるのかなと思います。
【追記】7月1日、「11000」と答えた場合の得点が7点から14点に変わりました。「10000」に関しては引き続き得点は無いようです。
問題6

【得点】
- 完答12点
- それ以外0点
5人の算数の順位を当てる問題。5人のうち1カ所でも入れ替わっていると部分点は来なかったそうです。
問題8

【得点】
- 完答14点
- それ以外0点
あみだくじの問題。
7本のあみだくじの左から順に1~7どれになるかかを当てるのですが、答えが3,4,5,6,7,1,2なのに対して、例えば2,1,7,6,5,4,3のように1つしか合っていない場合、部分点は来ませんでした。従って、部分点は一切なかったものと思われます。
まとめ
正解率と平均点から算出すると、今年のキッズBEEの部分点は「問題4で7点をもらった子が受験生の3%程度のみ」であったと推察されます。
2025年のキッズBEEの部分点は例年と比べてもかなり少なかった年と言えそうです。
ただ、これは例年より部分点の基準が厳しくなったというわけではなく、そもそも問題自体が部分点が出るような問題ではなかったということだと思います。大問内に(1)と(2)があったり、答えが複数存在する問題など、部分点が入りやすい問題形式が1問もありませんでした。
むしろ、問題4では「正解ではないのに部分点が来る」という非常に珍しい現象が起きており、算数的な考えは合っていた子を、ある程度救済してくれる良い決断だったと思います。
参考:




コメント
キッズBEE 問題4で「11000」を書きました。
6/26には7点だったのが、7/1には14点になっていました。正答扱いになったようです。
平均点も37.5→37.6になり、問題4の正答率も6.8%→9.1%に上がっていました。(他の問題の正答率は変化ありません)
コメントありがとうございます!
正答扱いに変わったのですね。
先ほど公式サイトでもアナウンスがありました。