(小学生)公文英語G1 初めてのつまづきと効果的な教え方

小学生が公文英語Gで苦戦の原因

上の子は年長から公文の英語をはじめ、現在小学校1年生でG1の教材を進めています。

これまで公文の英語についてはほとんど親が介入せず、子供が勝手に進めていました。しかし教材がG1に入ると、徐々に小学生の独力では進めなくなっていました。

今回は苦戦の原因と、こうやって解決したよというのをまとめてみます。

G1から中学生の範囲

公文の教材はAが1年生相当、Bが2年生相当…となっています。

つまりF教材までは小学生(6年)の範囲で、G教材からは中学生の範囲に入ることになります。

G教材はG1とG2に分かれていますが、G1から早速中学生英語が始まります。

具体的には「be動詞と一般動詞」「否定文や疑問文の作り方」など。

「三単現のs」「複数形のs」も出てきます。

ただ、公文教材の紙面から「はい文法の知識!!覚えろ!!!!!」という圧が前面に押し出されているわけではなく、あくまで例文のリスニングが中心です。表向きは。

FまでとGからの違い

小学生用のF教材まででは、文章を楽しく読んで、音で(耳から)英語を取り入れるというのが目的の中心でした。

しかし中学生用のG教材からは、このように英語の文法の「仕組み」を覚えていく必要があります。公文英語のFまでとGからでは、一見似ているようで、実はかなり内容に違いがあるのです。

しかしプリントの見た目では似ているので(印刷がカラーから白黒にはなりましたが)、子供としては学び方を変えずにこれまで通りの感じ進めてしまいます。

その結果、これまでの「なんとなく耳で聞いた覚えがあるものを選ぶと正解になる」が通用せず苦労していた、というわけです。小学生らしいですね。

小学生向け公文G1教材対策

対策は単純で、文法の決まりを親が教えました。例外はありますがざっくりこんな感じです。

  • 否定文と疑問文の作り方は、be動詞とそれ以外の動詞で異なる
  • be動詞は主語の人称によって変わる(be動詞がそのままbeで使われるケースは後で出てくる)

▲3人称は単数ならis、複数ならare

  • 最後にsが付くのは「三単現のs」と「複数形のs」。
    • 主語が三人称で単数(He、She、固有名詞)で、現在の話をしている時は、動詞の最後にsが付く
    • ものを表す名詞が1個だったら単語の前にaを付けて、複数あったら単語の最後にsを付ける

公文の英語に効果はあるの?

小学生にとって公文の英語の効果がどの程度あるかといいますと、何もしないよりは効果がありますが、もっとすごいものよりは効果が低いと思います

うちの場合はeペンシルという道具が楽しくて公文の英語をやってます。

多くのご家庭で、幼児や小学生が楽しめるようにとディズニーとか何だとか工夫して英語教材を導入していると思いますが、うちはeペンシルが良かったという、単に子供の趣味による話かなーと思います。

あと、別に幼少期からガチで英語をやらせなくていいと思ってるので、そこの考えの影響はあるかもしれません。この話は機会があればまた書きたいです。

現時点(小学生の低学年)で目指してる環境はこんな感じです。

  • たまに英語に触れる機会がある
  • 英語の正しい発音を耳にしている
  • 英語が嫌いではない、苦手ではない

幼児期は別の英語をやってました

ちなみに幼児期はベネッセの「こどもチャレンジEnglish」と「Worldwide Kids」をやってました。

どちらもベネッセなのでややこしいのですが、

と登場キャラクターが異なります。うちはもともとこどもチャレンジを使ってたので、しまじろうから英語に入るのは結構効果的でした。この辺もご家庭ごとで違うかなーと思います。

英語教材は、これが正解という教材が1つあるわけではなく、ダメなはずの教材でも子供にばっちりハマってしまうこともあったりするので、本当に難しいと思います。小学生くらいだと、本人のモチベーションが一番重要なので、世間の評判や親の先入観にとらわれず、無理なく、長続きできそうなものを選ぶことが重要なのかなーと思っています。

コメント

  1. 内容とは関係ないのですが、ふとタイトルの「つまづき」は「つまずき」が正しいのではと辞書を引くと、現代仮名遣いではどちらも正しいそうですね。

    • >暇人さん
      つまがつくからつまづきかなあと。スイマセン。笑

  2. 初めまして。
    いつもDQ関係のブログを閲覧している公文の指導者です。

    確かにGⅠ教材で躓く生徒さんもいらっしゃいますが、そのような場合はプリント1・6番のb(裏)面を声に出して「今日自分は何を勉強するのか」を意識させることをおすすめしてます。
    またプリントの直しをする際も、1・6のb面もしくは4・9のA面のみを参考にさせて応用力を養ってあげてくださいね。

    おてうさんのブログ、公文関係者としてDQ関係以外も参考になります。
    また拝見しにきます。
    更新楽しみにしてます!

  3. >指導者さん
    コメントありがとうございます!
    うちの場合は子供が「イーペンシルが楽しい」という動機でやっていて、別に英文法をマスターしたいとかは思っていないので、やり方はとても悩ましいです。子供のやりたくないことをやる時間を極力減らす方向で考えています。
    ドラクエ10で言ったらライト勢にどうやってレグナード倒してもらうかみたいな感じで、毎日練習したり、壁更新とかターンエンドとか教えるみたいなのは、できるだけ避けたいなーと思っています。

    • おてうさんのこのコメは一見、面白コメに見えて、実は、核心をつきすぎていて、真顔で読んでしまいました。
      知らぬ間にダイブを避けられない娘に優しく避け方を教えているノーミスパラの自分カッケー状態になっていた気がします。
      娘にも思考停止でメラゾーマ・メラガイアー打たせていた気がします。
      本当にこのブログはありがたいです。

      • >博士さん
        コメントありがとうございます!
        ゲームの場合はまた別の問題があって、とりあえず目の前の敵の倒し方を知りたい人が大多数で、戦術の背景にある論拠まで知りたい人は少ないので、中学受験においてはやってはいけない教え方が攻略サイトとしての正解になることが多い気がします。