グレードアップ問題集3年(計算・図形)は良かった
前にこのブログでグレードアップ問題集3年(計算・図形)というやつを紹介しました。
これは数検対策にもキッズBEEへの布石としてもかなりいい問題集だったと思います。
うちの下の子(年長)がこれを終えたので、次に同じシリーズで2冊あるもう片方の「グレードアップ問題集3年(文章題)」を始めました。
グレードアップ問題集3年(文章題)はクセが強い
この文章題の方は、ちょっと文章のクセが強いです。というのも、
「○○小学校では、社会科見学で××に行くことになりました。△△さんはとても楽しみにしています。」
みたいな感じで、算数と関係のない文章がちょいちょい入るのですね。それと、登場人物に変な名前の人が多いです。
ただ、うちの場合はちょうど文章をスラスラ読む練習をしたかったところで、しかも読みやすさの難易度的に今のうちの子にちょうど良い感じでした。
漢字はどれも初登場の時だけフリガナが振られ、2回目以降はフリガナがありません。そのため、漢字を読む練習にはなります。特に算数でよく使われる漢字を習得する練習には良いですね。算数検定を今後8級、7級…と進めていくならば、漢字という壁があります。その対策になりそうです。
問題が単元別ではないのがとてもよい
肝心の問題の方ですが、「掛け算」とか「時計」とかの単元別ではなく、1回が例えば「工場見学に行ってクッキーをもらってくる話」とかになっています。
- 何時に出発して何分見学しました、帰ったのは何時でしょう
- もらったクッキーを分けたらあまりが出たので先生が追加してくれてどうのこうの
みたいな感じで、1単元の中でいろんな問題が出ます。
文章題は、一番最初の基礎の基礎を学ぶ時を除き、単元別にすると本当に価値が低くなります。「今日は掛け算の単元だから、この問題掛け算か割り算かよくわかんないけどどうせ掛け算でしょ、ほら当たった」みたいな感じになってしまうと完全に時間の無駄です。
単元が絞られていないことで、文章そのものから問題を考えられるので、本来やりたかった文章題の練習ができます。
ってことで、文章の癖が強いのが気になる(相当気になる)ものの、うちにはちょうど良いようです。
全部で40ちょいの単元(1単元は2ページ)があるのですが、1日1単元ずつ進めて今15番目まで来ました。難しいページは飛ばすかもしれませんが、子供さえ飽きなければ、たぶん最後までやると思います。
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