家庭でできる全国統一小学生テスト直前対策(1年・2年・3年)

家庭でできる全国統一小学生テスト直前対策

11月3日の全国統一小学生テストに向けて、家庭でできる対策を紹介します。

低学年版です。

2020年の全統小の傾向

2020年6月の全統小では出題内容にコロナの影響が見られました。例えば1年生の算数や3年生の国語では問題が易化し、平均点が過去5年で最高になりました。また、現学年の範囲の出題を減らして下の学年の範囲から出題されるなど、出題範囲が配慮されたと思われる例もあります。

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11月の全統小でどうなるかは分かりませんが、良い機会ですから、現学年だけでなく下の学年の範囲の内容で忘れてそうなところを復習しておくと良いかもしれません。

算数の全統小対策

低学年の全国統一小学生テストの算数の大きな特徴は以下の通りです。

  • 単純な計算問題は最初だけ
  • 問題は後半に行くにつれ徐々に難しくなる
  • 難しい問題の配点が高いということはない
  • 制限時間がかなり厳しい

1年から3年の全国統一小学生テスト算数では、最初に計算問題が出ます。簡単で配点が高いので、ここは確実に取りたいところ。前日か当日に少しだけ基本計算をやっておくと、頭が慣れて本番でスムーズに計算ができます。

全国統一小学生テストは超難問は少ないものの、制限時間がめちゃくちゃ短いので、問題を次から次にパッパッと解いていく必要があります。大人で英検やTOEICのリスニングを受けたことがある人は、あんな感じを想像すると良いです。

なので本番では、ちょっと考えて解けない問題はパスしてしまうのも手です。また高得点を取るには、制限時間を上手く管理する必要があります。

偏差値70台を目指すなら別ですが、60台あたりを目指すなら、市販問題集のトップクラス、最レベ、スーパーエリートといった難問集の最難問題は必要ありません。それより基本問題を「短い時間で」「正確に」解く練習の方が、直前対策としては子供への負担も小さくてオススメです。

国語の全統小対策

低学年の全国統一小学生テストの国語は、1番に漢字(1年生はひらがな・カタカナ)、2番以降に語彙や文法などの知識問題、最後に長文が出る、という感じのようです。

漢字は、当該学年だけでなく、1学年前のものも結構出ます。意外と学校でやっている現学年の漢字よりも、下の学年の漢字の方が忘れていたりするので、この機会に復習するのも良いでしょう。

1年生はひらがなとカタカナの書き順や、てにをはの使い方など日本語の基本を確認しましょう。

というか国語で直前に対策して効果があるのはこの辺くらいかもしれません。

制限時間は国語もかなり厳しめなので、高得点を目指す場合は、長文をスラスラ読むことが必須になるほか、長文より前にある語彙や文法などの知識問題を手際よく解く必要があります。

知識については一朝一夕でどうにかなるものではないですが、手際よく解くことを心がけて問題集を解いてみるのは良いかもしれません。普段使っているような市販の問題集でOKです。

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