経産省からコロナに関して塾へ改善要請
経産省からコロナウイルスの対策が不十分だとして、塾へ改善要請が出るみたいです。

>経済産業省は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、対策が不十分なまま大人数による講義を行っている一部の学習塾に対して、あらためて改善を要請することがFNNの取材でわかった。
>一部の学習塾などでは、対策が不十分なまま大人数での授業が行われているなどといった苦情が経産省に寄せられていたという。
大手25塾に対して、だそうで、おそらく主な中学受験塾は全て対象になっているのではないかと思います。個別指導も、一見大人数ではないように見えますが、1つの部屋にたくさんの先生と生徒がいるつくりの所は対象になりうるのではないかと思います。
経産省は対策の徹底を要請するそうですが、狭い塾の教室でいわゆる3密(密閉、密集、密接)を避けるのって、ほとんど無理ですよね…?
これまで経産省は、全国学習塾協会というところに対して要請をしていて、全国学習塾協会でもガイドラインを策定していましたが、このガイドラインでは咳エチケットや手洗いの徹底のみで、3密の対策は取られていないようです。
参考:学習塾事業者における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン
今回は対策の徹底を要請するということで、塾の営業自粛ということではないようです。しかし対処のしようがなければ営業が続けられるかどうか…?
ちなみに緊急事態宣言が発令されると、塾で授業ができる可能性はますます下がりそう。いちおう罰則規定はないようですが、緊急事態宣言が出たのに授業をやって、それでもしコロナが出てしまったら大変なことになりますからね…。
現在は高学年のご家庭中心に、休講続きでフォローの少ない塾に対して不安・不満が多くなっているようで、今後どうなるかとても気になります。最初に流行した北海道ではすでにピークを過ぎているように見えるので、大都市でも感染者が減っていくといいいですね。
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