筑波大付属の入試科目、4科目減って英語が加点

2022年から筑付の入試に英語が追加

国立中学の共学最難関校である筑波大付属中学(筑付)で、ここ数年にかけて大幅な入試内容の変更がありました。

なお、筑付の公式情報はコチラでご覧になれます。

今回の話は、筑波大学付属駒場中学(筑駒)ではなく筑波大付属中学(筑付)です!間違えないようご注意ください。

2020年の変更点

募集定員65人→80人に増加

2021年の変更点

入学試験の科目が、国語・算数・社会・理科・音楽・家庭・図工・体育の8教科から、国語・算数・社会・理科の4教科に変更

入試から音楽・家庭・図工・体育が廃止されました。但し内申点では引き続き加点されています。

2022年の変更点

報告書(通知表)で加点される教科に英語が追加

入試の科目数は変更なく、内申点に英語が追加されました。

 

2022年中学入試・筑付変更点まとめ

2021年から本試験の音楽・家庭・図工・体育の4科目(計45点分)が廃止された筑付ですが、2022年からは報告書の得点に英語が追加されます。

 

科目 2021年 2022年
入学試験 国語 50点 50点
算数 50点 50点
社会 25点 25点
理科 25点 25点
報告書 国語
算数
社会
理科
3点
3点
3点
3点
3点
3点
3点
3点
音楽
家庭
図工
体育
6点
6点
6点
6点
6点
6点
6点
6点
英語 × 6点
合計 186点 192点

毎年少しずつ中学入試の内容が変わっている筑付ですが、英語に関しては本試験で追加されるわけではなく、今回から追加された内申点も英語は192点中の6点なので、そこまで影響は大きくなさそうです。

それにしても、年々少しずつ中学受験に英語が入ってきていることは確かですので、中学受験における英語の扱いについては、引き続きよく注目しておく必要がありそうです。

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