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低学年、計算だけは研鑽しておきたい

計算だけはどんどんやりたい

最近中学受験塾の勉強の中身が見えてくるとともに、中学受験の勉強はほどほどにしたほうがいいと思い始めているのですが、計算だけは早いうちからやっておいたほうが良いと思っています。

理由は2点です。

たくさん問題を解ける

計算速度が速くて2倍の速さで問題が解ける子は、同じ時間で2倍の問題演習量をこなすことができます。

中学受験勉強というのは本当に子供の時間をごっそり奪っていくのですが、低学年のうちに計算のスピードを速めておけば、将来勉強時間を増やすことなく演習量を増やすことができるということになります。

思考が途中で途切れない

まあ例に挙げる問題は何でも良いのですが、例えばこんな問題があったとします。

「AさんとBさんは合わせて128円持っています。AさんがBさんに29円渡したら、AさんはBさんより28円多くなりました。最初Aさんは何円持っていたでしょう」

でまあ最初慣れ始めだと、線分図や式を書いて解くことになるわけですが、

計算が遅いと、

「29×2+28は・・・」

「えっと・・・」

 

「86だ」

 

「128+86は・・・」

「えっと・・・」

 

「204かな?」

 

「・・・」

「あれ、この204って何だっけ?」

 

という感じになってしまうのです。

(ちなみに計算も間違ってるよ)

計算に必死になってしまうと、そっちに気を取られてしまい、今何をやっていたのかを忘れてしまうわけです。同様に、問題文の条件の見落としなども発生する可能性があります。

計算をノーストレスで”当たり前のように”あるいは”息を吸うように”できれば、文章題の正解率も上がります。日常生活の中でも算数が使えるようになります。

スピードと正確性

計算で重要なのはスピードと正確性の2点です。

もちろん小6までの+-×÷と分数小数の計算が入塾前にできると良いのですが、単に「計算のやり方を知っている」だけではなく、早いスピードで正確にできることが重要だと感じています。

そのうえで「他のことを頭の片隅にとどめながら計算する」ができるようになると良いと思いますが、長くなりそうなのでこの辺で。

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